銀行預金、郵便貯金については元本が保証されており、額面で考えれば減ることは原則ありません。金利がほぼゼロであっても、物の値段が下がっていくデフレの時代であればお金の置き所としては有力な選択肢になりました。
物の値段が上がっていくインフレの環境ではどうでしょう。金利は変わらずほぼゼロだとすると額面で見れば減らないけれど(変わらない)、そのままでは価値が目減りしていきます。だから、預金や貯金はお金の置き場として最適ではなくなります。少なくとも、金融資産の全てを預金、貯金(現金も)で持つことは得策ではないと言えます。
だから一定程度リスクをとった資産運用が必要になります。インフレになりつつある現状では特に必要なのことなのだと思います。
日本人の金融資産に占める現預金(貯金も)比率は欧米に比べ高いと言われます。やってない方は少額でもよいので是非一歩踏み出して欲しいと思います。
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